新卒向け会社説明会の実施方法「プレゼンが苦手な採用担当者へ」

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学生に響く会社説明会をするには

私は様々な企業の会社説明会の様子を何度も拝見してきました。
そこでは約8割の企業の会社説明会が学生に全く響いていないのです。

この記事では新卒会社説明会で学生を惹きつける方法。成功に導くポイント。
内定辞退や途中辞退を減らすには。プログラム作成からプレゼンターの話し方、
学生が聞きたい内容を解説しました。会社説明会を成功させ機会損失を無くす方法を手に入れてください。

会社説明会の目的とは

そもそも会社説明会の目的とはいったいなんでしょう?
それは来た応募者(学生)に「この会社だったら受けてみたい」もしくは
「入社したい」と思ってもらうことです。

しかし現実はその最大の目的を考えず、
だらだらと自社の説明をして終わりというような
説明会の内容になっている企業があまりにも多いのです。

貴社の会社説明会参加者に対してその後の選考参加者を計算してみて下さい。

選考に進んだ学生の割合 : 採用説明会参加者数 ÷ その後の選考参加者 = ?%

もし仮に上記の割合が7割に届かないようであれば
貴社の説明は応募者(学生)に届いていないと考えた方が良いと思います。

ちなみに私がお手伝いをしている企業様の会社説明会後の選考参加者率は9割を軽く超えます。

それはその会社が大手だから、知名度があるから、売りになる商品があるからだと思いますか?
そうではありません。私は5千件の採用事例を見てきましたが知名度がなくても
採用がうまくいっている中小企業をたくさん知っています。

その成功事例から応募者の心に響く会社説明会のやり方をまとめてみました。

 

 

会社説明会を成功に導く3つのポイント

私は会社説明会を成功に導くポイントは
3つ
あると考えています。

この3つを着実に実行していただくだけで貴社の印象は大きく変わり
選考参加率をグッとアップすることが出来るはずです。
まさに三本の矢というわけですその3つとは以下の通りです。

1.わかりやすいプログラムを作る
2.プレゼン力を磨く
3.シンプルなスライドで魅せる

「なんだ、そんな当たり前のこと、すでに分っています」と思われた方。
本当にそうでしょうか?私は大学で開催される多くの合同説明会を毎年拝見しています。

しかし参加企業の8割が学生に響く説明会が出来ていないのが現状です。

以下、3つのポイントを詳しく解説してゆきます。是非、小さなことをおろそかにせず取り組んでみてください。

わかりやすい会社説明会プログラムを作る4つのポイント

会社説明会に絶対入れるべきコンテンツとは

会社説明会で伝えるべきコンテンツは以下の7つが考えられます。

1.会社の沿革や概要
2.会社が大切にしていること
3.会社の商品・サービスについて
4.先輩社員の紹介
5.募集の背景
6.募集職種の説明
7.今後の採用ステップ

ひとつづつ解説してゆきます。

その1【会社の沿革や概要にはストーリー性を持たせる】

私自身が会社説明会のプレゼンターをしている企業の説明スライドは
見事なストーリー性を発揮しています(私がストーリーを考えているのではありません)。

ストーリーが出来上がっているのでプレゼンを行う私自身も非常に楽に伝えることが出来、
毎回毎回参加者の心に響く説明会を再現出来ていると思います。

なぜ会社説明会にはストーリー性が必要か

会社説明会においてその後の選考参加率をアップさせるために
説明会だけ淡々と行っていれば良いのでしょうか?

会社説明会の目的はこの会社に入りたいと思ってもらうこと。
それには応募者を貴社に共感させる必要があります。
その共感を呼ぶためのポイントがストーリー性なのです。

例えばある歴史上の人物の年表を淡々と読むのと
ドラマ仕立てになってストーリー性のある動画を見るのでは
どちらが共感しやすいでしょうか?おそらく後者でしょう。

ストーリー性イメージ

ストーリー性とは何か

では会社説明会の内容にストーリー性を持たせるとはどういうことなのでしょう?
前述でドラマ仕立とお伝えしましたが何もドラマ化することではありません。

話に流れや一貫性を持たせ応募者の共感を呼ぶことです。
応募者の抱える不安、不満、誤解、劣等感を解消するためのネタでもあります。

会社説明会にストーリー性を持たせる4つのステップ

ここでは4つのステップにしたがってお伝えしましょう。

【STEP1】貴社の歴史を振り返る

貴社の説明にストーリー性を持たせるうえで大切なことは
自社の特徴について今一度振り返る機会を持つことです。

貴社が設立にいたった背景や設立時に大切にしていたこと、
目指していたことなど歴史を振り返ることです。

そして今に至るまでの間にどのようなことを大切に事業を行ってきたのか考えてみてください。

【STEP2】大切にしてきたことを抽象化する

大切にしてきたことがある程度見えてきたら今度はそれを出来るだけ抽象化します。
この抽象化の作業が完成すれば貴社の説明をするうえでの
ストーリー性は出来上がったも同然です。

出来れば漢字一文字で表すと「〇」くらいに考えられれば理想的です。
なぜ抽象化が必要かと言えば応募者に出来るだけ端的に貴社の特徴を伝えるためなのです。

そして貴社の特徴を抽象化した言葉こそがストーリー性における軸となります。
この軸を中心にして説明を組み立ててゆきます。

【SETP3】抽象化された貴社の特徴を説明する

抽象化が出来たら今度はその言葉を説明してみましょう。
抽象化された言葉は結局どういうことを意味するのか
学生が分かりやすい言葉を探して伝えるようにしなればなりません。

出来ればそれが貴社の掲げる理念とマッチした内容にしたいところです。

【STEP4】具体例を探す

抽象化された貴社の特徴を説明出来たら
今後はさらに具体例を伝えて学生の理解をより確かなものにしてゆきます。

具体例は出来るだけ貴社の日常業務との関わる物を提供出来ることが理想です。
学生が理解しやすいのは当然のことですが「凄い」「なるほど」と思えるような例を出すことで
貴社のステータスが上がり学生は目を輝かせて貴社の選考を受けに来るに違いありません。

ストーリー性を持たせる効果

以上4つのステップを踏まえていただくことで
貴社の説明をするうえでのストーリー性は確実にアップします。

例えばある企業では学生の不安を解消する内容をうまく説明に盛り込んでいます。
営業はノルマがきついというイメージがあるかもしれないが当社はプロセスを大切にする会社だ。
その背景は・・・という具合に説明が進んでゆきます。

学生の多くは営業職に対する誤解や不安を抱いています。
しかし説明によって営業職の誤解や不安が解消されれば必ずやその会社に共感を抱きます。
そうすれば応募を辞める学生は激減するはずです。

その2【企業理念の伝え方】

抽象化されている企業理念をいかに具体的に
いかにわかりやすく伝えるか工夫することが必要です。

例えば企業理念が「質を大切にする」だとします。
でも、正直これでは何が言いたいのか理解することは出来ません。

そこで企業理念を2~3回掘り下げてみましょう。
例えば「質を大切にする」とはどういうことかと言うと

商品そのものの「質」とお客様サービスへのこだわりの「質」です。
という具合に具体化します。

さらに「では商品そのものの質について説明します」と
具体例を挙げながら掘り下げるという具合です。

その3【商品・サービスの伝え方】

学生にとって身近な商品を扱っている企業であれば良いのですが
目に見えない部分の商品を扱っている企業

学生からは理解が難しい商品を扱っている企業は
自社の商品やサービスをどのように理解してもらおうか

おおいに悩んでいることと思います。
ポイントは3つあります。

1.実物を見せる

説明会で出来るだけ実物を見せましょう。

大きい物、目に見えないもの、など見せることが出来ない場合でも
写真や動画を使ってイメージしてもらうようにしましょう。

2.身近な物のどこに使われているか伝える

学生の日常生活を想像し、より身近に感じる物やサービスを取り上げましょう。
それでもイメージしにくい場合は動画やアニメなどを使うと効果的です。

3.世の中にどのように役立っているか伝える

社会人には簡単にイメージ出来ることでも
学生にはイメージ出来ないものいです。

貴社の商品やサービスがどのように役立っているのか
ユーザーの生声も活用すると効果的です。

その4【先輩社員の紹介】

先輩社員の紹介の目的

先輩社員を紹介する目的は2つです。

1つは入社後の働くイメージを明確にしてもらうため。
もうひとつは入社後のキャリアステップを理解してもらうためです。

どんな先輩社員を選ぶのか

募集職種に該当する社員
出来れば入社年次によって若手、中堅、役職などから1名
男女比も考慮する

先輩社員に聞くべきこと

現在行っている業務内容(誰を相手に、何を、どうしている)
これまでの業務経験(若手社員は学生時代の経験も含む)

仕事の大変さ(失敗談など)
大変さを乗り越えるやりがい
将来、社内でこうなりたい(やってみたい)

その5【募集の背景】

なぜこの職種を募集することになったのか
募集することで会社はどうなってゆきたいのか

企業理念や将来の見通しと合わせて伝える

その6【募集職種の説明】

入社後どんな仕事を任せたいと考えているのか
研修や見習い期間のことも含めて具体的かつ真実を伝える

例えばデザイナー職の募集で入社1年間は販売をやってもらうという
キャリアステップであれば、なぜ販売経験が必要かを伝える
募集要項についても詳しく説明する

その7【今後の採用ステップ】

具体的な日にちや選考にかかる日数も伝える

エントリーシートの締め切りや面接などの選考日は
説明会当日から間をあけすぎない方が効果的

会社説明会とセットで開催すべきイベントとは

その1【社員との座談会、交流会】

現役の社員とのふれあいは学生が入社を判断するうえで
非常に大切です。必須だと考えてセッティングしょうましょう。

その2【社内見学】

学生は「雰囲気」を重んじる傾向にあります。
職場を出来るだけ見せて良いイメージをもってもらうようにしましょう。

その3【グループワーク】

貴社の説明を一方的にするのではなく
合間合間にグループワークを挟みましょう。

参加者である学生同士の交流も、その後の参加意欲に影響します。
コミュニケーションをとることで理解が深まります。

その4【社長プレゼン】

中小企業は経営TOPの考えをダイレクトに学生に伝えることも有効です。
この社長の元で一緒に働きたいと思わせることも入社意欲をアップさせるポイントです。

リハーサルの重要性

その1【なぜリハーサルは必要か】

貴社では説明会のリハーサルを行っているでしょうか?
もし行っていないならば今すぐ実施しましょう。

説明会でのプレゼンは貴社への入社動機を高める採用活動のビッグイベントです。
世にあるビッグイベントでリハーサルをしないものはあるでしょうか?

スポーツの開会式、コンサート、ライブ、政治家の演説に至るまで
リハーサルを行います。

その2【リハーサルのやり方】

採用に関わるスタッフ全員が参加すること
代表社員にも参加してもらい意見をもらうこと
若手社員の意見も大切
通しで実施すること

その3【リハーサルを行う効果】

プログラムの内容や流れが適切なのかわかります
具体的な所要時間がわかります
分かりやすい話わかりにくい話がわかります
第3者からの意見がもらえ客観的な改善が出来ます

所要時間は90分以内に抑える

前述の会社説明会に絶対入れるべきコンテンツ1.~7.を踏まえた内容で
全体の所要時間は90分に収めることが目安です。

できれば45分で休憩を入れましょう。
学生の集中力は驚くほど短いです。

でも、もっと説明会で効果をあげたいなら

従業員50名以下の組織でも面接で「入社したい!」と言わせる方法

記事も参考にしてください。

 

会社説明会で必要なプレゼン力3つの基本

なぜプレゼン力は必要か

学生が企業を選ぶ理由を調査すると「職場の雰囲気の良さ」が毎年上位にランクされます。
説明会は学生に限らず応募者が貴社の雰囲気を判断する最初のステップです。

プレゼンの担当者は貴社の雰囲気を決める重要な役割を担っています。
こんな風にお伝えすると気が重くなるかもしれませんが
私がお伝えするプレゼン力は決して難しいことではありません。

プレゼンイメージ

会社説明会で必要なプレゼン力3つの基本とは

プレゼンを行う上で基本中の基本となることが3つあります。
プレゼンが苦手だという採用担当者もいることと思います。

でも、ポイントさえ抑えれば必ず出来るようになるので大丈夫です。

1.参加者への配慮と敬意
2.誠意ある立ち振る舞い(ビジュアル)
3.感じの良い話し方

ひとつづつ説明しましょう。

参加者への配慮と敬意

参加者には配慮と敬意を持って接することを心掛けましょう。
会社説明会にやって来る学生は慣れない就職活動で緊張しています。

学生でなくても期待と不安が入り混じった状態が予想されます。
開始前にプレゼンターから声を掛けるなど参加者が
リラックス出来るよう心がけましょう。

誠意ある立ち振る舞い(ビジュアル)

誠意ある立ち振る舞いは参加者に意外と伝わります。
参加者が学生だからと言って偉そうな態度で振る舞ったり

ぞんざいな扱いをすれば学生の気持ちは前向きにはなりませんし
貴社の評判に悪影響を及ぼします。

なぜプレゼンターのビジュアル力は大切か

参加者は説明会での社員の様子を細かく観察しています。
ある学生が説明会に参加した会社の社員の印象をこう語っていました。

「説明の時に笑顔ひとつないんです。ちょっとがっかりです。」
プレゼンターのビジュアルが貴社の評判に大きく影響するのです。

ビジュアル力イメージ

プレゼンターのビジュアル力とは何か?

「表情」「歩き方」「服装」「身だしなみ」など
参加者の目に見えること全てと言っていいと思います。

参加者からどう見られているかを意識することです。
プレゼンターの些細な行動言動に参加者は敏感に反応します。
参加者から目に見える全てのことに気を配ってチェックしましょう。

貴社の評価を上げる会社説明会でのビジュアル3つのポイント

1.好感が持てる笑顔

人前で喋ることが苦手な方は喋ることが精一杯で笑顔など忘れてしまうとおっしゃるでしょう。
お気持ちは良くわかりますが会社の代表としてプレゼンを行う以上、
笑顔は必須だと考えなくてはなりません。

学生から良く耳にするのは「説明担当の人が暗かったから応募を止める」という話です。
その基準が良いとは思いませんが事実多くの学生が
そういった印象値を就職活動に基準にしているということです。

笑顔に苦手意識がある方は笑顔のトレーニングをオススメします。
恥ずかしいとは思いますが鏡を見ながら自分がどんな筋肉の使い方をして居る時
笑顔でいるのかを意識してみましょう。

採用担当が複数いる方はお互いに指摘し合うのも良いと思います。

笑顔トレーニングについては動画解説もご用意していますのでご覧ください。

<笑顔のトレーニング方法>5:47

2.スムーズでさりげないな立ち振る舞い

配慮は大切なのですが「やってあげている」ことをアピールするかのような
大げさなふるまいでは逆効果になることもあります。

あくまでさりげなく行うことが大切です。
さりげなく、については動作のひとつひとつについても同様のことが言えます。

学生の様子を見る、何かを移動する、スライドからVTRに切り替えるなど、
あらゆる動作、言動がさりげなく、素早く出来ることが
あなたの、貴社の印象をアップさせます。

3.清潔感ある服装身だしなみ

大学で行われる合同説明会の様子を見ていると
服装身だしなみに全く気を遣っていない採用担当者を見かけます。

貴社の採用担当者は大丈夫ですか?着飾る必要は全くありませんが
最低限学生に参加者に清潔感を与えられる服装を心がけましょう。

また参加者から見るとプレゼンターが履いている靴は非常に目立ちます。
説明会が始まる前に汚れがないか必ずチェックしましょう。

番外編【トラブル時の対処法】

説明会中に何らかのトラブルがあった時、あなたならどう対処しますか?
私は説明会の最中に急にスライドが映らなくなった経験や
VTRが映らなかった経験があります。

人間ですから当然慌てます。焦ります。でも、その焦りを参加者に
いかに見せずに対処するか非常に大切です。

実は説明会後の辞退理由の中に「説明会の進行がスムーズでなかった」
というものが上位に来ています。

考えられるトラブルは想定しておくべきですし、
もしそうなったときどうするかはあらかじめ考えておく必要があると思います。

ビジュアル力の効果について

参加者の評価は現金なものです。
内容はもちろんなのですが目に見えるわかりやすいことに反応します。

上記でお伝えした「好感が持てる笑顔」「スムーズでさりげないな立ち振る舞い」「清潔感ある服装身だしなみ」が出来るだけで貴社の評価はグンと上がります。

逆に落ち度があれば辞退者が増える。その構図はシンプルです。
些細なことを大切にして参加者を魅了する説明会を実施してゆきましょう。

感じの良い話し方

感じの良い話し方とはいったいどのようなものでしょう。
それは視線の送り方と声の出し方の2つです。

自分では人前で話すときの視線や声は意外と意識をしないものです。

恥ずかしいかもしれませんがビデオを撮ってチェックしたり
他者に指摘をしてもらうことで改善してゆきます。

学生の説明会を聞いての感想で「これが小さくて聞き取れませんでした」
というものが結構あります。
会場内に心地よく響くような声の通り方を意識すると良いと思います。

では感じの良い視線と声について詳しく説明しましょう。

なぜ学生にアピールする視線が必要か

その理由は参加者とのコミュニケーションにあります。
説明する側からすれば「1対大勢」の構図になります。

逆に参加者の視点で想像すると「1対1」になります。
つまり参加してくれている全員と1対1で話をするかのようにプレゼンすることで
参加者に貴社の良い点が伝わるのです。

視線の送り方一つで伝わり方も変わりますのでそのやり方をしっかり学んでください。

アピールする視線イメージ

新卒向け会社説明会で学生を魅了する視線の送り方3つのポイント

1.資料は見ないで話す

あなたが説明会などでプレゼンを行うとき
聴衆にどのように視線を送っていますか?

人前で話すことに慣れないうちは中々聴衆を見ながら話が出来ないですよね。
最初は私もそうでしたが説明会で言わなければならない内容に精一杯で
手元の資料を見ながら話をしていました。

初めは中々うまくゆきませんが少しずつ手元の資料を見なくても
プレゼンが出来るように練習をしましょう。

プログラムの内容や時間を相手にするのではなく
聴衆を相手にする意識を持ちましょう。

2.全員に視線を送るつもりで

ここで大切なのは説明会は参加者の視点で想像すると
「1対1」のコミュニケーションであるということです。

ご自分が参加された過去のセミナーや研修を思い出してみてください。
講師から視線を送られると何とも言えない緊張感が生まれませんでしたか?

同時に話を聞かないといけないという義務感も発生します。
もちろん自分を気にしてくれている嬉しさもあるでしょう。

参加の人数にもよりますが少なければ少ないほど
参加者全員に目配りをすることを心がけましょう。

少なくとも会場が50名程度の規模であれば
多くの参加者の視線を意識して目を配る必要があると思います。

ただそれ以上100名近い会場ではそうはいきません。
例えば会場をいくつかのブロックに分けて視線を送るようにしましょう。

そして出来るだけまんべんなく分けたブロックに
視線を送ることが出来るよう配慮しましょう。

3.視線を3秒止める

聴衆に視線を送る際3秒くらい視線を止めて
特定の相手に訴えかけるようにプレゼンすると効果的です。

冒頭でもお伝えしたようにプレゼンをしているあなたからすれば「1対大勢」ですが
参加者の立場からすれば「1対1」なのです。

視線を止めて話しかけられることで参加者はいかにも
自分に向けて話をしてくれているような感覚になるのです。

視線を意識する効果

「資料は見ないで話す」「全員に視線を送るつもりで」「視線を3秒止める」

この3つのポイントを意識して実行していただくだけで話の伝わり方は劇的に変わります。

資料を見ないで聴衆にしっかり視線を送ることは
慣れないうちはハードルが高いかもしれません。

ただ説明会で学生に自社の魅力を伝え選考辞退を防ぐためには
大切なテクニックになります。
まずは意識するところから始めてみてください。

なぜ声の出し方が重要なのか

声の重要性については有名なメラビアンの法則を見ればわかります。
これは人の第一印象を決める3つの要素の割合はどうなるのかというものです。
・ビジュアル 55% ・・・見た目、服装、容姿
・ボーカル  38% ・・・声の質や音量
・バーバル   7% ・・・話の内容

いかがでしょうか?見た目や服装、容姿が第一印象を決める要素の中で高くなるのは分かります。
しかし意外と声の質や音量が高い割合を占めていることもわかりますよね。

新卒会社説明会で学生を魅了する声の出し方4つのポイント

1.極力マイクは使わない

会場の規模や形式にもよりますが
極力マイクは使わないことをオススメします。

不思議なことにマイクを通すと、そのライブ感、生々しさは失われます
もしあなたに好きなアーティストがいるとして以下のどのシュチュエーションに心を奪われますか?

・ライブのDVDを見る
・ライブ会場で聴く
・生声で歌ってもらう

おそらく多くの方が「生声で歌ってもらう」を選ぶのではないでしょうか?

会社説明会においても出来るだけマイクは使わず
参加者にライブ感が伝わるようにあなたの肉声を届けましょう。

2.自然体で大きくゆっくり

説明会に参加した学生からよくある感想は
「説明会の担当者の声が小さくて聞き取れませんでした」というものです。

あなたは会場全体に届く声でプレゼン出来ているでしょうか?
大声を出した経験の無い方は一度あなたのMAXの大声を出す経験をされると良いと思います。

試にやってみると良いのですが迷惑にならないよう
布団を被ってお腹の底から出してみてください。

そうすることで大きく声を出すのがどういうことか、わかるようになります。
ですがただ大きければ良いというものではありませんのでボリュームは適度に調節してください。

また喋る速度というのも非常に重要です。
大切なことは応募者の反応を良く見て
話のスピードについてきているかどうか見ることです。

速さというのは単なる早口ということだけでなく
全体的なペースということも重要な要素です。
参加者が付いて来れるよう十分な配慮が必要なのです。

そして、最後に自然体で話をすることをオススメします。

学生の面接ではありませんが暗記している内容を
ロボットが喋るように伝えても参加者に響くプレゼンは出来ません。
自然体であなたの個性を存分に発揮されれば良いと思います。

3.抑揚をつける

暗記してロボットのようにしゃべるのはやめましょうとお伝えしました。
ポイントは話に抑揚をつけることです。

絶対に聞いてほしい内容、楽しく伝える内容、感動をもたらしたい内容、
このように伝えたい内容によって抑揚をつけます。

楽しい内容を伝えるのに暗い声で話していたら楽しさも伝わらないですよね。
絶対聞いてほしい内容の時はより力を込めて伝えると良いですね。

4.間を大切にする

みなさんはプレゼン時の「間」についてどうお考えですか?

もし「間」を意識していないのであれば是非意識していただきたい項目です。

「間」は以下の時に非常に有効です。

・参加者に考えさせたい時
・話題を切り替える時
・絶対聞いてほしい内容を伝える前

例えば参加者に「みなさんどうお考えですか?」 と投げかけて答えを言う前に
ほんの数秒「間」を開けるのです。

そうすることで参加者は嫌でも質問に対し思考を巡らせることになり、
その分プレゼン内容の理解は深まります。

また絶対聞いてほしい内容を伝える時「ここは非常に大切ですよ!」
と言ってから数秒「間」を空けて説明します。

そうすることで参加者の注意が喚起され聞こうとする姿勢が整います。
なんてことはない数秒の時間なのですがプレゼンを有効に行うために
「間」の意識は欠かすことは出来ないのです。

ぜひ声についても意識をもって試してみてください。

直接アドバイスを受けて説明会の達人になる

 

まとめ

もう一度プレゼン力3つのポイントを整理しましょう。
1.参加者への配慮と敬意
2.誠意ある立ち振る舞い(ビジュアル)
3.感じの良い話し方

初めてプレゼンをするという方には少し難しい内容かもしれません。

難しいと思う方はまず、参加者への配慮と敬意を徹底的に意識することから取り組んでみてください。
意識することで必ず出来るようになります。

それが出来たら次へと進んでいただければきっとあなたのプレゼンに
参加者は魅了され応募者がびっくりするくらい増えるはずですよ。

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コメントなし

会社説明会用のシンプルなスライドの作り方

今回は学生の心を掴むスライドとはどのようなものかお伝えしたいと思います。

若い世代の方は特に感覚的に物事を捉える傾向があります。
スマートフォンを例にとれば操作の仕方も感覚的ですし
スマートフォンに入っている各種アプリケーションの中身も感覚的。

日常生活から画像や映像といった感覚から捉える物に慣れ親しんでいる傾向があります。
若い世代の方を対象に募集を行うのであれば特にスライドのビジュアルは必須だと考えてください。

ビジュアル力のイメージ

新卒向けの会社説明会で学生に伝わるスライドを作る4つのポイント

1.文字を減らす

貴社の説明をするスライドはシンプルになっているでしょうか?
あるいは大量の文字で埋め尽くされているでしょうか?

ビジネスの場においてはもちろんですが
新卒採用の会社説明会でのスライドも同じことが言えます。

まして相手は学生です。理系文系などで違いはあるかもしれませんが、
どちらかというと間隔的に物事を捉える傾向があります。

世代的にもスマホ世代である彼らに向けて作成するスライドは
文字が多くなってはいけません。

2.写真を効果的に使う

文字を減らすと同時に写真を効果的に取り込みましょう。
写真を掲載したいものは以下のようなものが対象です。

応募者は自分がどのような場所で働くのか
どんな物に囲まれて仕事をするのか気になる物です。

また入社する会社の扱っている商品のイメージを
明確にすることが出来れば入社意欲も高まるでしょう。

・社内の設備
・社内の環境
・社員の日常
・社員の非日常
・自社の製品やサービス

3.図や表を効果的に使う

売上や利益などを数字だけで表現している会社も多いようですが
図や表を効果的に使いましょう。

これは私の経験ですがデザイン系の仕事をしている方に
数字を見せても全く反応が悪いですが
数字をカラーのグラフにして表現したとたん理解が進んだことがあります。

もし貴社が文系の学生、しかも女性が多く参加するような会社であるならば
図やグラフはカラーで見せてください。
以下のような情報を伝える時表現の仕方に十分注意が必要です。

・売上
・利益
・業界内ランキング
・アピールすべき商品、サービス情報

4.アニメーションはほどほどに

スライドを作成する時にアニメーションを
多く入れる方がいらっしゃいます。

しかし、多すぎるアニメーションは
作り手の自己満足になることが多く注意が必要です。

スライドは何が言いたいかを良く考え伝えたいテーマについて
1枚用意すれば十分です。

そして、そのスライドの内容をプレゼンターであるあなたが
しっかり応募者に語って納得させてください。

内定辞退が減る説明会の実施法・まとめ

 

1.わかりやすいプログラムを作る

説明会に来てくれた学生に「入社したい」と思わせ内定辞退をさせないためにも

まずはわかりやすいプログラム設計から始めましょう。

2.プレゼン力を磨く

本番のプレゼンは何度も繰り返し経験することで必ず上達します。実施する際にはまず基本をしっかり意識して行いましょう。

1.参加者への配慮と敬意
2.誠意ある立ち振る舞い(ビジュアル)
3.感じの良い話し方

3.シンプルなスライドで魅せる

学生に見せるスライドはシンプルISベストです。
文字を減らして視覚に訴える意識で作成しましょう。

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