
誰が見てもわかりやすい求人票とは
貴社の求人票は小学5年生が分かるような文章で構成されているでしょうか?
私が知っているコピーライターの先生は文章はいつも
小学5年生が読んでも分かるような文章を心掛けているとのことでした。
なぜこのようなことをお伝えするのかというと
想像以上に応募者は業界の専門用語がわからないからです。
また企業側も気がつかないうちに専門用語を使って伝えているのです。
私は今まで1万件近い求人票を見てきました。
そしてその9割は難しい言葉で書かれています。
どんなに立派な内容が書かれていても理解してもらえなければ応募する気にはならないでしょう。
大切なことは応募者に貴社の求人内容が「伝わる」ことなのです。
求人票を見る意外な人物
ここで質問があります。応募者以外に貴社の求人票を読む可能性があるのは誰でしょうか?
答はハローワークの相談員、大学のキャリアセンター職員、応募者の保護者・ご家族などです。
応募者と共通している点は貴社を認知している可能性が低いこと。
また貴社の業界について専門性を知らない可能性が高いことです。
もしそういった第3者が貴社の求人票を読んで好感を持って下されば
応募者に「受けてみれば。良い会社だと思うよ」と推薦してくれるかもしれません。
またハローワークの相談員や大学のキャリアセンター職員であれば
印象に残った会社として別の機会に推薦してもらえる可能性すらあるのです。
何を隠そう私自身がそうしています。
しかし逆に求人票が分かりにくく不親切な内容であればどうでしょう?
もうおわかりですね。「こんな会社は辞めておけ」と受けることを否定するばかりか
もう2度と貴社の求人票に注目することはなくなってしまうかもしれません。
効果的な求人票のチェック法
ですから求人票は第3者の目で
しっかりチェックしていただきたいと思います。
ここで大切なポイントがあります。社内の人間によるチェックは避けてください。
社内の人間は同じ社会人であり専門用語を理解出来るからです。
出来れば知り合いの大学生などにお願いして目を通してもらうことです。
数字で分かる情報を外部に漏らしたくない場合もあると思いますので
その場合新卒の新入社員にチェックしてもらうのも良いと思います。
出来るだけ会社のことや業界のことを理解していない人物にチェックしてもらい
意見をもらうことが大切です。
貴社の求人票はライバルの求人票とも比べられているのです。
小学5年生に読んでもらうつもりで書いた求人票を
大学生にチェックしてもらうところまでしっかり行えば
この記事を読んで頂く以前より貴社の求人票は
驚くほどわかりやすく魅力的に仕上がるはずです。
そしてきっと理想の応募者を連れてくるに違いありません。