今日は人材育成についてお話してみようと思います。
先日、新入社員研修の講師として登壇してきました。
有名企業のグループ会社から集まった新入社員が対象でした。
基本的に皆さん優秀で研修も前向きに受けてくれました。
合計6日間登壇してきたのですがそこで今年の新入社員の傾向が
見えてきました。
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言われたことは出来るけど
自発的にはやらない。
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どうでしょう?
貴社の新入社員や
若手社員にも当てはまるでしょうか?
2日1セットの研修だったのですが
私が彼らの要求したことは
習ったことが「出来る」状態になるために
自発的に出来ることは何ですか?
このことを研修中に何度も何度も新入社員たちに言い続けました。
つまり「言われたことは出来る」特徴を逆手に取って
自発的にすることを求めたという訳です。
すると彼らは休み時間中に自主練習を始めたり
廊下ですれ違った時も足を止めて挨拶するようになってきました。
つまり言われたことは出来るけど
自発的にはやらない。という新入社員であっても
接し方、言葉のかけ方次第で
彼等も変わる可能性があります。
変えられえるのは自分と未来。
「今年の新入社員は・・・」
「今の若手社員は・・・」
と嘆く前に何かやれることは
ありませんか?
接し方、言葉のかけ方
些細なことから
変えてみてはどうでしょう。